いろんな方に更新がないのをご心配いただいていました。
本当にすみません。不真面目で不忠実で継続できないのが私なのです。
たぶん長文すぎるんだよね。
いろいろあげたいことはあるんです。
まあぼちぼちあげていきます。
遅々たる歩みですがどうぞ温かくお見守りいただければ幸いです。
さて、新作の紙芝居を制作いたしました。
これまた幼稚園児ぐらい対象です。
「わがままヨナさん」
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昔、ヨナという人がいました。ある日、神様がヨナに言われました。
「さあ、あの大きな町ニネベに行き、そこの人たちに悪いことばかりするのをやめるように、言いなさい!」
でも、ヨナはニネベの人たちが好きではありませんでした。
「いやだなあ。行きたくないや。」
ヨナは、ニネベとは反対の方向を向いて、ヨッパという港町への道を選んで、歩き始めました。
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ヨッパにつくと、海が広がっています。港に大きな船が見えました。ヨナは、船長に聞きました。
「あの船は、どこに行くんですか?」
「あれは、タルシシュ行きの船だよ。もうすぐ出発するぞ」
ヨナはお金を払って、急いで船に乗りました。
タルシシュは、遠い海の向こうにある外国の街です。
「そこまで行けば、神様もあきらめて、ニネベに行くようにとは言わなくなるだろう」と、ヨナは考えたのでした。
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船が出発してしばらくすると、嵐がおそってきました。大きな波がザブーン!強い風がビュービュー!
船がグラグラゆれて、あたりは水びたし。今にも沈んでしまいそうです。
船に乗っている人たちは、助けを求めて叫びました。
船を軽くするために、荷物を海にどんどん捨て始めました。
ところが、こんな大騒ぎのなか、ひとりだけぐっすりと眠っている人がいます。ヨナです。
船長は、ヨナを起こして言いました。
「こんな時に、なんで眠っているんだ!お前さんも、どうやったら死なないですむか、少しは考えたらどうなんだ!」
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「しかたない…この男の言うとおりにやってみよう」
とうとうみんなで、ヨナをかかえて海に投げ込みました。
「えーーいっ!」
ザブーーーン!!
ヨナが海の中に見えなくなった瞬間、嵐はピタっとおさまったのです。風も波も、しぃんと静まり返り、さっきまでの嵐は嘘のようでした。
船の中にいた人たちは、それからはヨナの信じる神様を恐れ、礼拝するようになったのです。
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ヨナは、ブクブクブクと、沈んで行きました。息ができません。苦しくて苦しくて、ヨナはついに神様にお祈りしました。
「神様、どうか助けてください。死んでしまいそうです!」
そのときです。大きな大きな魚がやってきて、大きな大きな口をあんぐりと開いて、ヨナをぱっくりと、飲み込んでしまいました。
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ヨナはニネベの街に着きました。そこはとっても広い街でしたが、ヨナは端から端まで歩き回って、神様から聞いた言葉を一生懸命叫びました。
「あと四十日すると、ニネベは滅ぼされてしまうぞ!」
それを聞いたニネベの人たちは、あわてました。
「ああ、なんてこった。大変だ!みんな、もう悪いことをするのはやめて、神様にお祈りをして、あやまるんだ」
ニネベの人たちはみんな、食べるのも飲むのも忘れて、神様に罪を許してもらうよう一生懸命祈りました。
神様は、悪いことから離れようとして、一生懸命に祈るその姿を見て、ニネベを滅ぼすことを思い直しました。
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ところが。ヨナ一人だけは、ちっとも面白くありません。
「神様ったら、どうしてそんなにもニネベの人を許したりするんですか?彼らはみんな、重い罰を受けるべきです。これからニネベの街がどうなるのか、この目で確かめさせてもらいますからね。」
ヨナは、ブツブツと文句を言いながら、町の外に座って様子をうかがいました。
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「ヨナ。お前はどうしてそんなに怒っているんだ」
神様は、ヨナのきげんを治すために、一本の木をはやし、ヨナの上に影をつくって涼しくしてあげました。
ヨナは、大喜び。「こりゃあいいや。とても涼しくなったぞ」
ところが、
太陽が高くのぼり、ヨナの頭をジリジリとてりつけます。ヨナはまた、不機嫌になりました。
「ああ、暑くってたまらない。もう死んだほうがましだ!」
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いかがでしたでしょうか。
「わがまま」という表現をしましたが、
ヨナは、決して悪い人じゃないと思います。神様に本当にまっすぐな人だったんです。
本気で嫌がって、本気で祈って、本気で神様のために働いて、本気で怒って。
いつも本気で神様に向き合うその姿勢は、すごいなあと思います。
自分の気持ちを抑えて嫌々従ったとしても、神様は喜んでおられません。
本気で神様にぶつかる人ほど、神様はじっくり取り扱って下さる。
神様の愛を体験できるのは、本気の人なんだな。
と、紙芝居を制作しながら思っていたのでした。
そのうちフィリピンについて書こうかな、と思います。

















































